花束と過ごしたこの10日間、

どんな喜怒哀楽を

重ねてきたでしょうか。

ストーリーを読んだ時、

花瓶に移した時、

水をあげている時。

いろんな感情が、

いろんな景色が、

心に残っていると思います。

それでも色はくすみ、

花びらは下を向きはじめて。

花束はずっと一緒にいられないけど、

込めた気持ちはどこまでも一緒に。

きっと、贈ってくれたあの人も

そう思っているはずです。

これからもいろんな気持ちを束ねながら、

贈り手と、そして花束と過ごしていただけたら。

そんな願いを、また新たに出会う花束とあなたに込めて。