2025/09/03 17:11

今月お届けのお花


スプレーマム

9月は、菊を用いて厄払いや長寿祈願を行う重陽の節句やお彼岸など菊にふれる機会が最も多い月でもあります。
菊は、世界でもお祝い事によく使われる花材となっておりアジアだけではなく、欧米でもデイユースからお祝い事までよく菊を使った花束が用いられます。
今月は、菊の中でも華やかな洋菊(マム)をお届けいたします。
そんなマムは、品種開発が盛んに行われており日々変わった花形のお花、日持ちの長い品種が世に出回ります。
今回は、ボールのようなポンポン咲きの1本の茎に複数のお花をつけるスプレー仕立てのマムをお届け、お花を茎から切り分けて短くお花をまとめて飾る楽しみ方もできます。
マムは初秋から春にかけて旬の時期を迎えます。
今の時期の最高品質のマムをF. [éf]のバイヤーが厳選してお届けいたしました。
最高品質のマムならではのお花のサイズ感、質感、日持ちをお楽しみください。
マムの花持ちの目安はフレッシュな状態で、約10日〜2週間程。
マムはドライフラワーにはなりにくい花材でもありますので最後までフレッシュな状態で楽しまれるのをおすすめいたします。

<お手入れ方法>
・お水替えの際に茎をハサミで1cmほど切ってから飾ってください。
・花瓶のお水の量を少なめがおすすめ。茎の先が5cmほど浸かる程度の水を目安に入れてください。
・飾る場所は直射日光と空調の風が直接当たらない場所が長持ちさせるコツです。
・切り花栄養剤の効果が大きいので栄養剤入りのお水を使うことで日持ちが大幅に伸びます。

ケイトウ

布のビロードのような独特な質感のお花、ケイトウ。
秋の季節でしか出回らない秋を代表するお花です。
ケイトウを飾る際に稀に、黒いゴマのような粒が落ちてくることがあります。
この黒い粒は、種となっており、花の下の箇所に種が付いていることがあります。
土に撒くと芽が出てくることもありますのでもしご興味がある方はお試しください。
ケイトウは、ドライフラワーとしてもお楽しみいただけます。
日持ちは、フレッシュな状態でお花を観賞する期間の目安は約10日〜2週間ほどお楽しみいただけます。

<お手入れ方法>
・お手入れ方法は、お水替えの際に1cm程茎をハサミで切ってから飾ってください。
・花瓶のお水の量は少なめがおすすめ。茎の先が5cmほど浸かる程度の水を目安に入れてください。
・飾る場所は直射日光と空調の風が直接当たらない場所が長持ちさせるコツです。
・切り花栄養剤の効果が大きいので栄養剤入りのお水を使うことで日持ちが大幅に伸びます。

クルクマ

クルクマは、南国の雰囲気をまとったエキゾチックな花姿が魅力のお花です。花びらのように見える部分は「苞(ほう)」と呼ばれる葉が色づいたもので、その中から小さな本当の花が顔をのぞかせます。
クルクマには主に「切り花用」と「観賞用(鉢物)」があり、日本では切り花として夏の時期を中心に流通しています。旬の時期は6月から9月頃までとされており、特に真夏の暑い季節でもしっかりと花持ちするのが大きな特徴です。
香りはほとんどありませんが、透明感のある苞の色合いが涼やかで、暑い季節に清涼感を添えてくれます。また、茎がしっかりとしており、水あげも良いため、比較的扱いやすい花材です。
クルクマをフレッシュな状態で楽しめる目安は1週間から10日ほど。涼しい場所に飾り、切り花栄養剤を使用すると、より長く美しさを保つことができます。


<お手入れ方法>

・お水替えの際に、1cmほど茎をハサミで切ってから飾ってください。

・花瓶のお水の量は少なめがおすすめです。茎の先が5cmほど浸かる程度を目安にしてください。

・飾る場所は直射日光や空調の風が直接当たらない、涼しい環境が長持ちのコツです。

・クルクマは切り花栄養剤との相性が良く、栄養剤入りのお水を使うことで日持ちが大幅に伸びます。


スモークグラス

猫じゃらしのような形状のスモークグラス。
イネ科の植物で、猫じゃらしとも同じ仲間の花材です。
スモークグラスはふんわりと広がった穂が特徴で、風になびく姿が素敵な花材です。
ドライフラワーとしてもそのままの状態でお楽しみいただけます。
フレッシュな状態での鑑賞期間の目安は、2週間〜20日程度。

<お手入れ方法>
花瓶の水に葉が浸からないように水に浸かる葉は取り除きましょう。
・お水の量は、少なめから半分ほどがおすすめ。
・2~3日に一度お水替えを行い、茎の切り戻しをしてください。

ノバラの実

ローズヒップでもある、ノバラの実。
バラの原種に近い、ノバラのお花が咲いた後につける実がノバラの実です。
秋が深まると実の色は赤く色づいていきます。
とても丈夫な花材なので特別なお手入れは必要ありません。
フレッシュな状態を鑑賞する期間の目安は、2週間〜3週間程お楽しみいただけます。
ドライフラワーとしても綺麗になるので、フレッシュな状態で楽しまれた後は是非お試しください。

<お手入れ方法>
・花瓶の水に葉が浸からないように水に浸かる枝や実は取り除きましょう。
・お水の量は、少なめから半分ほどがおすすめ。
・2~3日に一度お水替えを行い、茎の切り戻しをしてください。

お花の飾り方やお手入れ方法は、初めのうちは難しいものに感じることもあるかと思います。
ですがお花も生き物であり、絶対という決まりや方法はありません。
お届けしたお花と寄り添い、少しずつお花を理解していく、そんなきっかけとなっていただけたら幸いです。
F. [éf]の緑の花の定期便を通して「お花と過ごす時間」が普段の時間より少しでも豊かなものになりますように。

※輸送中の配送事故等で、稀にお花に破損、または萎れた状態になってしまうことがあります。傷んだ状態で届いた場合は、1度花材の茎を1cmほどハサミで切っていただき、たっぷりのお水が入った花瓶に飾っていただき直射日光のあたらない涼しい場所で半日ほど休ませてあげることで元気な状態に戻ります。半日ほど様子を見ていただきみずみずしさが戻らない場合は、お手数をお掛けいたしますがF. [éf]お問い合わせフォームまでご連絡をお願い申し上げます。